![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||
第3回 西組彫刻屋台・古田天棚に20名参加講師・池田貞雄宇都宮伝統文化連絡協議会長1 神輿・山車・屋台・天棚とは *神輿・・神様の乗り物。神社の祭りに町内を練り歩く。 *山車・・神社の祭りに付け祭り(おとも)として、町内に繰り出す。 台車の上に芯柱(一本柱)が立ち、鉾や榊、人形などが飾られる。(河内地区には見当たらない) *屋台・・山車と同様に、神社の例祭に繰り出す。 家の形をしていて、芸能(歌舞伎・お囃子)の上演を目的として、にぎやかに行う。 *天棚・・神社の祭りとは無関係。 農村集落の人々の信仰行事である。 農作物が台風や雹などの自然災害に遭わないよう、風雨順調を祈るためのもの。 2階建てになっていて、車はない。 2西組彫刻屋台・古田天棚の特徴と価値 *西組彫刻屋台・地元の人が製作者。 白木彫刻で高欄の金具に「宮」の文字が見られ、宇都宮の江戸時代の山車又は彩色彫刻屋台の名残など。 *古田天棚・著名な彫刻師(礒辺儀辺衛敬信・後藤常吉正秀)と見られており、作者、制作年代が異なる3種類の彫刻があり、獅子が精悍でかご彫り(まりの中に玉あり)や龍の玉握りなど 3 彫刻屋台と天棚の共通点・相違点及び宇都宮市内の数 *共通点・・館造り。 彫刻装飾。 囃子場を持つ。 起原が江戸時代後期から *相違点
*彫刻屋台・・約20台(県内の約2割)河内地区に6台 *天棚・・約60基(県内の約8割)河内地区に12基 ![]() ![]() |
||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |