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まちづくり協議会から発信
自然と人を大切に絆で結ぶ楽しいかわち その2
平成29年3月27日田原コミュニティプラザで開催された「市町合併10周年記念講演会」に於いて、白坂喜美雄まちづくり協議会長が合併後10年間の取り組みと今後のまちづくりへの抱負、意気込みを次のとおり発表しました。 |
◎ | 発足後、現在までに河内地域の課題を抽出しながら、その課題に適合した「まちづくり計画推進委員会・地域内交通運営協議会・まちづくり経費運営委員会・かわちハートフル体育祭実行委員会・かわちふるさとまつり実行委員会・自治拠点施設建設促進委員会」を立ち上げ「河内らしさ」づくりに取り組み、その内容を地域情報紙「かわち」やホームページなどで情報発信して参りました。 |
◎ | 合併後の河内の羅針盤とも言える地域ビジョン策定には、手始めに、宇都宮大学の陣内教授の指導の下、河内地区の強みと弱みを探し出すまち歩きを行い、河内地区の現状を知り、共有することで、地域ビジョンづくりの基礎固めを実施しました。 26年11月に小学校5年生、中学校2年生、全世帯を対象にまちづくりアンケートを行い、その後住民より、かわちの目指す将来像のキャッチフレーズも募集し、「自然と人を大切に絆で結ぶ楽しいかわち」とテーマが決定しました。 28年3月「河内地区地域ビジョン」を策定、9月には五ヵ5ヶ年の実践プラン前期計画及びローリング方式による28年度行動計画を策定してまちづくりを推進しているます。 |
◎ | 河内地区の皆さんの融和のため、51全自治会のご理解とご協力を得て、住民が自ら企画し、さまざまな催しに取り組を行ってきました。 また、河内地区のシンボルフラワーの「サギソウ」を主体に個人所有の「ゆるきゃらのサキちゃん・ソウくん」が様々なイベントで活躍しております。 |
◎ | 地域内交通「さぎそう号」も25年度から試験運行し、27年4月から本格運行に移行、平成28年6月から約1,000人が利用、河内住民の重要な交通手段となっております。 |
◎ | この10年間で、河内総合運動公園の整備が完了し、2011年3月11日の東日本大震災で被害の公共施設も早期に復旧され、28年3月には河内地域自治センターと河内生涯学習センターを一体化した河内地区の自治拠点となる「新河内地域自治センター」の建築、宇都宮東北の玄関口である岡本駅東西通路と総合改札口も完成、さらに岡本駅周辺においては、区画整理事業推進にともなう景観条例制定のまちづくりや駐輪場・駐車場の完備など宇都宮市に合併した成果が着実に整備完成・進行中であります。 |
◎ | 長期的なまちづくりの方向性は、「自然と人を大切に絆で結ぶ楽しいかわち」を目指す河内地区地域ビジョンと河内自治会議の4項目の実現方策と実践プランを基本とし、短期的には今後5ヶ年の具体的施策を盛り込んだ実践プラン前期計画の理念「まちづくり組織の8部会の基本方針を「楽しい」で、まちづくりを推進する。」「かわちの未来を子ども達と共に歩む計画とする。」を宇都宮市総合計画等の行政計画と整合性を認識しながら、「自分たちで自分たちのかわちを出来る事から創ろう」とする地域住民一人一人が気楽に参加しながらまちづくりへの機運と醸成し、推進することが重要だと感じています。 |
◎ | 今後、河内地区地域ビジョンにおける実践プランや年度こと毎の実行計画のローリングに、提案書の内容を取り入れながら、まちづくりに活かして生きたいと思います。 |
◎ | 結びとなりますが、河内地区の住民お一人お一人が「幸せを感じる社会」を「楽しく」、かわちらしさを挨拶と笑顔でつくり、「住んで良かったまち、これからも住みたいまち」かわちを創る事が、宇都宮市の発展に通ずるものと確信し、行政との協働により築き上げる所存です。 |