スイートストロベリーへのみち

雀宮地域の東部、新幹線から田川を挟んだ「上御田町、」「下反町町」「羽牛田町」「御田長島町」「茂原町」「中島町」「東谷町」及び「下横田町」は、豊富な田川の水と肥沃な田畑で、穀倉地帯を形成している。そのなかにあって、本県特産の「イチゴ」栽培を営んでいる園芸農家も点在しているが、その一人上御田町の「加藤利夫」さんご協力を頂き「イチゴ」ができるまでの過程を追ってみます。
(注)雀宮地域でイチゴ栽培をしている方は約17名。

4月の作業
  
親株の定植(植え付け後「寒冷紗」をかける)


5月の作業
  寒冷紗の取り外し

伸びたランナー(蔓)から子株が出来てます、この子株を6月下旬〜7月上旬
頃ポットにとります。

6月の作業
 ポット取りの準備作業

    スクスクトレイにポットを入れます。              ポットに培養土を入れます。

 ランナーの先に出来た子株を培養土の入ったポットに植えます。

ポットに植えた子株(この子株に秋になると
おいしいイチゴが実ります)
ランナーを通じ親株から栄養補給を受け、
子株は成長します。

 7・8月の作業
1.ポット苗をランナーから切り離しトレーに入れる。
2.トレーを台車に並べる。
3.苗をのせただいしゃの管理
  花芽分か促進のため、18:00から翌08:00の間「夜冷庫」(空調設備の整った倉庫)に入れる。
   (温度は10℃に保つ)

  昼間は屋外に出して十分日光に当て散水をする。
  約1ケ月間繰り返し、寒暖の差を利用して苗の季節感を狂わす。
4、植え床の管理
   土壌の消毒、
   有機肥料(堆肥)を入れる。
有機肥料(堆肥)を入れる。 台車に並べる
夜冷庫へ収納
8・9月の作業

1.植え床の準備
2.なえの定植

9月下旬から10月の作業
1、消毒
2、葉欠き:植えつけたときの古い葉をとる。
3、黒マルチ(黒いビニール)を敷く。
  植え床の温度をあげる。
  イチゴの「実」を汚さない。
  雑草を生やさない。
4、ハウスの防寒対策:ビニールシートで覆う。

10月10日もう花が咲きました。

蜜蜂もお手伝い。

10月中・下旬から11月上旬の作業
 1、ハウスの防寒対策の補修
 2、葉かき
 3、消毒
 4、収穫・出荷の開始

完成したハウス ハウスの中は花盛り
11月に入って早くも「スイートストロベリー」がお目見え
収穫作業の様子(ハウスの中は半袖で)

収穫されたストロベリー




次年度の準備が始まっています
次年度の親株 畑に植えられた親株

冬季の管理(暖房)

地中暖房:ボイラーで18度位に暖めた温水を、あらかじめ地中に埋めた、ビニールホースで循環し、土の温度を保つ。

ウォーターカーテン:二重に張ったビニールの間に、ポンプアップした井戸水を流し、ハウス全般の気温を保つ。

ボイラー

収穫状況

本格的な収穫作業の時期を迎え、ハウスの中は鈴なりの「赤い宝石」と芳醇な香りにつつまれている。
収穫作業は来年の5月下旬まで、3日から4日の間隔で続けられる。
  出荷準備

本格的な収穫の時期を迎え、ハウスの中は鈴なりの「赤い宝石」と、芳醇な香りにつつまれている。
収穫作業は、来年5月下旬まで、3日〜4日の間隔で続けられる。

4月から始めた、「スイートストロベリーへのみち」は、約9ヶ月イチゴ栽培の毎日を見て、「スイートなストロベリー」を作り、世に出すことがどれだけ大変なことかよくわかりました。その間、ご多忙にも拘わらず、積極的にご協力下さった「加藤イチゴ園」さんに感謝し、今後益々のご隆盛とご家族皆様のご健勝をご祈念申し上げ、このあたりで終了したいと思います。