バナナ 犬の栄養バランスのために

愛犬ウエスティ バナナは果物のホームラン王 ヨーグルトとオリゴ糖を加えてね

 バナナは果物のホームラン王。8月7日はバナナの日。バナナの消費拡大を図るため語呂合わせから記念日とされています。

 2010年6月23日バナナの自動販売機が日本で初めて東京渋谷に設置されました。自動販売機メーカー「Dole」によれば、バナナの自動販売機の売り上げは、9日間で1000本売れるほどの人気になったようです。私が子供の頃、バナナは病気にならないと食べられないもの、高価なものでしたが今は安いですね。バナナは栄養消化もよく植物繊維も豊富なので、昔からお腹の調子を整えるためにも食されてきました。バナナの魅力と栄養価・栄養バランスは言うまでもないと思いますが4点ほど記載します。

 また、バナナは南国果物で体温を下げると言われますが、少量ですし栄養価の方が勝ると思い与えてます。愛犬ウエスティに与える量は1/5カット20g程度です。ただ毎日取ると犬の体重が乗りやすくなります。量は気をつけてください。与え方ですが、我が家の愛犬には、朝ヨーグルトにバナナを入れ与えています。これにオリゴ糖を加えても良いでしょう。なお、バナナには少しですがオリゴ糖も含まれています。バナナは医食同源の強い御方ですね

  • (魅力)
  • 1.バナナはカロリーが低い割には腹持ちがよい v(*'-^*)-☆ ok!!
  • バナナには、すぐに吸収されてエネルギーに変わるブドウ糖のほか、果糖、ショ糖、でんぷんなど、吸収される速度が異なるさまざまな糖類が含まれるので、エネルギーが長く持続します。スポーツ選手がバナナを良く食べますね。
  • 2.バナナはポリフェノールが豊富 ヽ(*'0'*)ノWooo!!
  • ポリフェノールは赤ワインや緑茶に多く含まれていますが、バナナにも多く含まれています。ポリフェノールは活性酸素を取り除く効酸化作用があります。また、ポリフェノールは血中のコレステロールを抑制する効果、高血圧の予防にもなります。抗アレルギー作用もあります。
  • 3.バナナは免疫力向上させる ♪⌒ヽ(*'0'*)ノすごい!!!
  • 帝京大学薬学部薬学博士、山崎正俊教授の研究によると、バナナがTNF(腫瘍壊死因子)という物質を増やすことがわかったそうです。TNFとは、免疫細胞の一種マクロファージが分泌する物質で、これが活性化すると免疫力を高めると考えられています。それだけでなく、がんの治療にも使われている免疫増強剤(OK432)より、その効果が高いという結果を得たそうです。バナナはがん予防にもなるんですね。
  • 4.バナナの植物繊維の効果 !(*'-^*)ウーン
  • バナナには水溶性食物繊維であるペクチンと、不溶性食物繊維であるセルロースを両方とも含んでいます。ペクチンは便に水分を含ませて便をやわらかく、セルロースは便のかさを増やして便通を改善します。この2種類の食物繊維の効果で便秘を改善します。ペクチンにはこのほか、コレステロールから作られる胆汁酸の排出を促すことで悪玉(LDL)コレステロール値を下げ、腸内の乳酸菌を増やし、大腸がんを予防してくれるはたらきも持っています。生活習慣病予防にも適した栄養素であると言えます。

(栄養価)バナナ1本(100g)

エネルギー86kcal水分75.4gたんぱく質1.1g脂質0.2g
炭水化物22.5gカリウム6mgマグネシウム32mgリン27mg
0.3mg亜鉛0.2mg0.09mgマンガン0.26mg
カロテン56μgビタミンB10.05mgビタミンB20.04mgナイアシン0.7mg
ビタミンB0.38mgビタミンC16mgビタミンE0.5mg葉酸26μg
パントテン酸0.44mg食物繊維総量1.1g水溶性食物繊維0.1g不溶性食物繊維 1.0g

 栄養価を見ると益々凄いですね!やはりバナナは果物のホームラン王ですね。それと、ヨーグルトもオリゴ糖も外したくないですね。善玉菌アップは健康の源です。ヨーグルトとオリゴ糖そしてバナナは健康のトライアングルです。それは人にも犬にも整腸を実現し、医食同源を意味します。

秘められたバナナ効果 分離不安や攻撃的性質の改善

愛犬ウエスティ 秘められたバナナ効果 分離不安や攻撃的性質の改善

1.吠えたり、噛む犬はうつ病? 「動物行動科学ジャーナル」が最新研究を発表(2010/7/20)

 吠えたり、人を噛む犬は生まれつきな習性ではなくうつ状態の可能性があるとのことです。行動に問題がある犬は、満ち足りた気分の時に多く分泌されるホルモン、セロトニンの量が少ない可能性があるとの最新研究が発表されました。人間でもセロトニンの分泌レベルが低い状態が続くと、不安状態に置かれたり、気分の落ち込みとの関連性が指摘されています。

 この発見により、研究者たちは、犬の習性の中でたびたび見られる攻撃性を、和らげる方法の発見につながるのではないかと期待を寄せています。また分離不安症を呈する犬では、不安に関与するセロトニンの脳内での作用が弱い傾向にあるとも言われています。

2.セロトニンを簡単に説明します。難しいことは分かりません。

  •  神経伝達物質は主にセロトニン、ドーパミンとノルアドレナリンが重要な役割を果たしています。
  • ・セロトニン
  • ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある物質です。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、うつ病などを発症しやすくなるといわれています。
  • ・ドーパミン
  • 快感を伝達します。快感を求めて行動を起こす時の原動力となります。意欲を高めてくれますが、暴走すると際限なく満足できない状態になり、依存症を引き起こす原因のひとつといわれています。
  • ・ノルアドレナリン
  • 警告ホルモン。脳内の危機管理センターの役割をします。危険を察知し、精神を戦闘状態にさせます。暴走し、ストレスに過剰に反応すると不安神経症やパニック障害を引き起こすといわれています。

 セロトニンは、感情や情動だけではなく、食欲、睡眠・覚醒リズム、生殖、運動、体温、呼吸、消化、心臓などにも密接に関わっています。セロトニン は人も犬も含む動植物がもっており、人の体内には約10mgが存在します。そして、その90%が消化管に8%が血小板の中に、脳内にあるのは残り2%です。セロトニン量が不足すると、視床下部の満腹中枢への伝達が傷害され、さらに耐糖能も傷害されるため、肥満、糖尿病になりやすくなります。一見やせているように見えても内臓脂肪がたっぷりついてしまいやすくなります。セロトニンが少ないと血液の温度の低下を感知しても体温を調節する温熱中枢を充分活発化できません。セロトニンが少ない人は一日中体温が低く、冷え性になりやすいため、体の機能をいつまでも活発化できません。集中力の低下なども引き起こしてしまいます。また、セロトニン不足は、切れやすい若者の増加にも関係しているようです。犬も同じなのでしょう。

3.セロトニンを増やす方法について説明します。

 まずは食ですが、セロトニンは、必須アミノ酸であるトリプトファンから生成されます。そして合成には、ビタミンB6・ナイアシン・マグネシウムが必要です。この4つの成分全て含まれている食材があります。それは、整腸でも進めたバナナです。果物の中で、これだけの栄養素が含まれているのはバナナだけだそうです。安価で、取りやすい果物ですがバナナってすごいですね。バナナが好きな猿から人間に進化したのも頷けるような気がします。理にかなってないですね。でも短絡的ですが、バナナは心も癒すためのもので医食同源の意味を持ちますね。

 セロトニンは心身の健康に大切な物質ですが、それを生成するキーワードは犬も人間も規則正しいリズムと覚えてください。朝起きて、太陽に浴びます。そして、リズムを刻みながらウオーキングします。犬と散歩します。太陽を朝浴びることは、体内時計もリセット(体内時計は25時間)するとともに、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌がストップされます。そして脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンの分泌が活発になります。リズムを刻むことは、大変重要です。面接などで緊張すると貧乏揺すりをしますが、あの行為によって自然とセロトニンを分泌し心を落ち着かせているのです。また、車を運転して信号で一時停止すると、首を意識することなく廻すときがあると思います。車の運転は緊張の連続ですので、首を廻すことにより脳神経を刺激し、セロトニンを分泌させます。リズムで言うと、しっかりとした咀嚼やガムを噛む・深呼吸なども効果的です。犬が緊張すると、よく首をぶるぶると振りますね。セロトニン分泌を促しているのでしょうか。

4.バナナが花粉症に効く 東京理科大実験、マウスで実証

 バナナを食べると花粉症が改善される可能性があることが、東京理科大の谷中昭典教授らの動物実験で分かった。バナナの成分が免疫バランスを改善し、アレルギー症状を抑えるらしい。大津市で開かれた日本機能性食品医用学会で、12日発表した。

 谷中教授らは花粉症のマウスに、1日約10グラムのバナナを3週間与え、通常のエサを与えたマウスと比較した。その結果、バナナを食べたマウスは、アレルギーを引き起こす物質の量が通常食のマウスの半分以下に減り、花粉症になると増える白血球の一種「好酸球」の数も、正常マウスと同レベルまで減少していることがわかった。谷中教授は「マウスにとっての約10グラムは人間では3〜4本に相当する量だろう。人でも症状が軽くなるかを調べたい」と話している。(2010年12月14日 読売新聞) 犬にも花粉症があるといわれています。犬にもバナナは花粉症対策になるのかもしれません。

Profile

愛犬ウエスティ 犬の健康は日々の食事管理が大切です

  • 名前:Floren
  • 犬種:West Highland White Terrier
  • 性別:Woman
  • 誕生:2008/2/10
  • 住居:栃木県宇都宮市
  • 好きな人:浅田真央ちゃん

Ruddy's Home

Menu

豆知識

★★★バナナの叩き売り

バナナは青い状態で輸入されて、成熟してから、黄色くなってから売られます。しかし、輸送中に黄色くなってしまうバナナもあったので、港でバナナの叩き売ったのが始まりとされています。明治末期、門司港に台湾から大量のバナナが陸揚げさたことから、発祥は北九州市の門司だそうです。現在、門司の「バナナの叩き売り保存会」がその無形文化を継承しているそうです。

★★★犬の年齢

 下表でお分かりのように、犬の年齢は3歳以上になると人間の4倍の速度で年をとります。季節ごとに1歳積み重ねていきます。愛犬との暮らしは一日一日が大切ですね。しっかり生きてもらうためにも、まずは健康第一です。

人間
1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月5歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
1年17歳
1.5年20歳
2年23歳
3年28歳
4年32歳
5年36歳
6年40歳
7年44歳
8年48歳
9年52歳
10年56歳
11年60歳
12年64歳
13年68歳
14年72歳
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳
21年100歳

visitor

来訪者数

ページランク-ナビ

「犬の健康を考える やんちゃな愛犬ウエスティ 食事で病気を予防」を読んでくれてありがとうございます。皆さんの愛犬が皮膚病などの病気に罹らず健康で過ごされることを願ってます。また本サイトがきっかけで、医食同源、ホリスティック、整腸そしてプロバイオティクスなどの意味を少しでも理解され、飼い主も愛犬も毎日の積み重ねによる健康維持が大切であることを実感できれば幸いです。

このWebサイトについてのご意見、ご感想は メールでお送りください。