愛犬ウエスティの日々の食事

愛犬ウエスティ 犬も栄養管理・体重は大切

 犬の健康状態は、日々の食事の積み重ねで変化します。それは医食同源です。そして、その健康状態をチェックする管理項目でトレンド管理できる体重は重要です。肥満や痩せ過ぎは犬も人間も健康に良くありません。

 ここで、犬の体重に対して考えて見ます。愛犬ウエスティですが、成犬である現在の理想体重は、体の張りやウエストの締まりから約6.5kg位かなと思っています。私の体重65kgに比べて、ちょうど10分の1です。ですから愛犬の100gは私の1kgに相当します。愛犬の1kgは私の10kgとなります。100gだからといって、1kgに及んでは愛犬にとって大きな数字で、健康に悪影響を与えること考えるのは容易です。<(゜ロ゜;)>no good!

 下表に1日の愛犬の食事を記載しました。まずはご覧下さい。摂取カロリーが意外と低いと思われる方もいらっしゃるかと思います。 インターネットで「犬 摂取カロリー」で調べて「体重6.5kg 成犬 避妊なし」で計算すると、なんと1日の摂取カロリーは450〜550kcalになります。 不思議です。愛犬の場合、307kcal+αで高くても330kcalと思います。この値を、各ホームページで出された値やそれぞれメーカーの推奨値などと一律に比較すると、何が正しいのか分らなくなります。

朝食 主:ドッグフード[Azmira(アズミラ)LifeStyle Dog Formula] 25g 310kcal/100g 78kcal
主:乾燥おから 3g 415kcal/100g12kcal
サプリメント(健康増進):[Holistic Animal care DOG PIT] 1袋-
サプリメント(防虫効果):[Azmira(アズミラ) Galic Daily Aid] 1カプセル-
副(整腸):ヨーグルト ダノンBioプレーン無糖 1/4カップ程度14kcal
副(整腸):バナナ 1/5カット程度17kcal
副(整腸):水 50cc + 蜂蜜 小さじ0.5 + オリゴ糖 小さじ1 程度30kcal
夕食 主:ドッグフード[Azmira(アズミラ) LifeStyle Dog Formula] 25g 310kcal/100g78kcal
主:乾燥おから 3g 415kcal/100g12kcal
サプリメント(健康増進):[Holistic Animal care DOG PIT] 1袋-
サプリメント(防虫効果):[Azmira(アズミラ) Galic Daily Aid] 1カプセル-
副(整腸):水 50cc + 蜂蜜 小さじ0.5 + オリゴ糖 小さじ1 程度30kcal
おやつ 主:ドッグフード[Azmira(アズミラ) LifeStyle Dog Formula] 30粒程度 12g36kcal
つまみ食い:無糖ビスケット類,レタス,きゅうりなど野菜類-
1日の摂取カロリー(つまみ食い除く) 307kcal

 ここで1日の犬の消費カロリーは、散歩程度だとの運動消費だと基礎代謝が7割以上も占めます。散歩程度の速度で1km歩いた場合のエネルギー消費量は小型犬では体重1kgで約1.74kcalですから、フローレンの場合理想体重6.5kgで1日2kmの散歩とすると、22.62kcalとなります。平日では昼間留守番しいて寝ているようですから、一緒にいるときの遊びを含めて、多く見積もっても30kcalでしょうか?

 そして基礎代謝による消費カロリーですが、色々調べてもこれはよく分かりません。ただ犬も人間も同じで、同じ体重でも筋肉質のほうが基礎代謝は高いのは事実です。ですから犬にとっても、毎日の散歩程度の運動でも筋肉は維持できますので必要です。 運動不足は足を舐める原因でもあり、それが皮膚炎にもつながります。

 犬の必要な栄養はカロリー計算だけでは、決められません。摂取する5大栄養素(たんぱく質・炭水化物・脂肪・ミネラル・ビタミン)の内容と、体内へ取り込む消化吸収率が関係するのでしょう。ですから、愛犬の摂取カロリーが低いのは、なぜか分かりませんがドッグフードの質が関係しているのかもしれません。

 以上から難しいのですが、私は犬の消費カロリーに重点を置き、Azmira(アズミラ)の推奨値、便の状態と体(張りや体重)の変化で最終的に決めています。犬には決められないので。なお、ドッグフードと乾燥おからは混ぜて、お湯でふやかして与えます。愛犬はこの食事で不満はないようです? 聞いていませんが(笑)。そして人間になりたいと思っている犬?フローレンの健康は、今のところ問題はないようです。病気になったことはないようですから。

 2010年5月GWに白馬に行ったときです。トリミングも経営しているペンションでシャンプーをお願いしました。トリマーの女性から「ウエスティで、こんなに綺麗な肌初めて見た」と言ってくれました。 また同月、健康診断、狂犬病注射とフィラリア予防のために行った獣医さんも同じことを言ってくれました。私が一番気をつけている皮膚の健康のことなので大変うれしかったです。。o@(^-^)@o。ニコッ♪

愛犬ウエスティの主食「Azmira(アズミラ)

愛犬ウエスティ 犬も同様に医食同源だよ それとおから良いよ

 犬の健康そして自分の健康に悩みはじめた頃です。近くの公園で、おばあちゃんと犬のシーズがベンチに座っていました。 私は「静かに座っていますね。健康そうで毛並みも綺麗ですね」と声をかけました。 するとおばあちゃんは、犬のシーズをうれしそうに撫でながら言いました。

 「シーズは現在14歳。皮膚病に長くかかり色々病院に行ったけどよく治らなかった。 知人にある店を教えて貰い行ったところ良くなった。その店からトリミングの店も紹介され通っている・・・・・・」

 私はその店をパソコンで調べました。口コミは皮膚病が治り健康になったなど良いことが多く書かれていました。 その名前は「Holistic Animal care DOG PIT」と言います。 ホリスティックという言葉で大変興味を持ち、おばあちゃんの紹介とのことで直ぐに行きました。 犬専門のその店は、米国でホリスティックを学んだ先生が、マイペースで個人経営しています。店のゴールデンに英語で話していました。ゴールデンも英語で答えていました。ヽ(*'0'*)@o。ワオ!

 先生から、特に犬の健康に対する考えを教えて頂きました。犬の健康も人間の健康もそうですが、臓器など個々の状態を個別に考えるだけでなく、その集合体・全体を捉えて状態を把握し、その最適性を求めるといった考えでしょうか? ちょっとモヤッとしますね。ただ、食事を中心とした犬の健康に対して多くの点で同調しました。

 このためフローレンの健康を指向した主食は、USDAグレードA認定のラム肉とUSDA1級認定の全粒無農薬穀物を使用している、Azmira(アズミラ) LifeStyle Dog Formulaにしました。先生も独自に成分分析し安全性を確認したと言っていたので決めました。

(栄養価)Azmira(アズミラ) LifeStyle Dog Formula(100g)

エネルギー310kcal粗蛋白質22%以上カルシウム1.5%以上粗脂肪8%以上
リン1.0%以上粗繊維4%以下リノレン酸1.95%以上水分10%以下

 また、先生の知人であるAzmiraの創設者、ホリスティック栄養学博士、自然療法学博士リサ S. ニューマンは、「体がどのようにして健康になるかという事は、ペットに何を食べさせるかと言う事と直接関係しています」と言います。まさに医食同源ですね。そして、さらなる健康のため主要成分がハーブのサプリメントを処方して貰うことにしました。

愛犬ウエスティの補助的な主食「おから」

愛犬ウエスティ おからは被毛に良いようです

 補助的な主食として乾燥おからを与えています。ミネラルと植物繊維が豊富ということに着目しました。整腸を考えた場合、どうしてもドッグフードだけでは植物繊維が少なく、便が硬めだったことから考えました。そしておからの植物繊維はほとんど不溶性ですので最適と考えました。

 大豆は犬の場合消化能力がないため良くないと言われていますが、おからは熱加工品であるので大丈夫です。よく犬のビスケットなどに、おからが使用されていますね。おからは、人間も「おからダイエット」で好まれ食べられているようです。

 犬の満腹感はよく分かりませんが、おからを与えることによって、少しは満腹感を与えている気がします。食いしん坊の愛犬ですので、あくまで気がするだけです。ただおからの与える量については、便の量や硬さを見ながら、少し時間をかけ決めていきたいと思ってます。愛犬の腸の適用性を見ながら、もう少しですが、おからは減らすことになると思います。

 生おからは日持ちが悪いので、「耐熱皿に生おからを薄く引き140℃オーブンで10分したらかき混ぜる」を3回〜4回程度実施すると、乾燥おからが出来上がります。ただ、私は現在乾燥おからを購入しています。もちろん人間用の乾燥おからです。

(栄養価)乾燥おから(100g)

エネルギー416kcalたんぱく質24.0g脂質14.3g糖質7.6g
植物繊維41.2g5.3mgナトリウム8mgカルシウム280mg

 おからの効果?ですが、以前犬の口周りの被毛が茶色かったのが、今は茶色が消え真っ白です。おからが白くなった要因と確定できませんが、被毛の99%は、約18種類ものアミノ酸が結合してつくられた「ケラチン」というタンパク質からできています。その中でも最も多いアミノ酸は「シスチン」といい、これは体内で「メチオニン」からつくられます。メチオニンは必須アミノ酸なのですが、食事で摂取しない限り補充されません。おからには、この「メチオニン」が含まれています。毎日摂取することにより、被毛に良い結果をもたらしたのかもしれません。分りませんが。ただ経済的にも、おからは侮れません。

愛犬ウエスティの副食「ヨーグルトとオリゴ糖そしてバナナ」

愛犬ウエスティ 犬も同様にオリゴ糖は善玉菌をアップし免疫力を高めます

 ここ数年私は夏と冬に約1ヶ月から2ヶ月に亘り、のどの風邪に悩まされていました。 2008年10月のある日です。「何とか毎年恒例の、のど風邪治らないかな?」と思い 「直すぞ! 煙草も酒もやめないで ポリポリ(・・*)ゞ」と高い目標?をたてました。

 HPを閲覧したり本屋で立ち読みしたりしました。勉強?の過程は省略しますが、辿り着いた結論は、ホリスティックであり医食同源でした。 ホリスティックによれば、「健全で安定した精神状態」「健全な食生活」「適度な運動」と「十分な休養」の4つの条件が必要と言われています。 そこで4つの条件を個々に調べていきました。すると私の知能レベルでは、 何故か「第二の脳 腸?」に辿り着いてしまいました。単純な私は、まずは「善玉菌の力をアップさせ整腸することが大切」と結論してしまいました。

 そうすると毎日の食事が重要という連鎖結果となりました。そして安価であり継続させなければならないと思いました。このため理由は次頁に記載しますが、毎日朝、ヨーグルト(1個)とバナナ(半分or1本)そしてオリゴ糖(大さじ1程度)を摂取しはじめました。なおオリゴ糖は2009年12月からはじめました。これはかなり良いです。結果、はじめてから2010年7月の今まで風邪を引かなかったのは大変驚いているところです。また、これらの方法を会社の同僚・近所のそば屋さんなどに話したところ、多くの意見として便秘・肌荒れや花粉症にも効果を実感したそうです。o@(^-^)@o。ニコッ♪

 以上から整腸は犬にも良いはずだと短絡的に考え、フローレンにも同時期からヨーグルトとオリゴ糖そしてバナナを同様に与えるようになりました。与えた結果、便の臭い・おならの臭いが以前に比べ大幅に改善されたのは驚いています。もちろん多少臭いますが。これが犬も人間も健康の基盤ですね。

 そして蚊・ノミやダニなどの、犬への忌避効果を期待してAzmira(アズミラ) Galic Daily Aidを与えています。ガーリックはよくハインツ小体性溶血性貧血の危険があるから犬にはダメと言います。それは、犬にガーリックの生を数片と大量に毎日与えてはもちろんダメです。ただサプリメントでの適量であれば、免疫向上・疾病予防や抗菌、抗酸化、抗ウィルス、抗真菌、駆虫などの効果の方が高く犬の健康にも安心で有効と考えています。

Profile

愛犬ウエスティ 犬の健康は日々の食事管理が大切です

  • 名前:Floren
  • 犬種:West Highland White Terrier
  • 性別:Woman
  • 誕生:2008/2/10
  • 住居:栃木県宇都宮市
  • 好きな人:浅田真央ちゃん

Ruddy's Home

Menu

豆知識

★★★基礎代謝

 何もしていない状態で消費されるエネルギーを基礎代謝と言います。その基礎代謝の中で、約40%が筋肉で消費されます。 そして、自ら基礎代謝量を増やすことのできるのは唯一筋肉です。筋肉量が増えれば、基礎代謝が上がりますので太りにくい体質となります。因みに、人間の場合、1kgの筋肉を増やすと30kcal基礎代謝が増えます。犬も同じで、筋肉質のほうが基礎代謝が高く太りにくい体質となります。ですから、犬にとってもある程度の運動量が必要なのです。

★★★筋肉と脂肪

 比重で比較すると、脂肪が約0.9で筋肉が約1.1です。筋肉は脂肪の約1.2倍重いことになります。ですから、同じ体重で比較すると筋肉質の方がスリムに見えることになります。ここが体重管理の難しいところです。せっかく筋肉量が増えスリムになり基礎代謝が増えているにもかかわらず体重が減らないというジレンマに陥ります。人間の場合、この時にダイエット失敗となるわけです。しかしその筋肉量を維持していけば、脂肪が徐々に燃焼されますので体重も減っていき、理想の体に近づいていきます。犬の場合でも、ただ単に体重だけ管理してはいけないと言う事です。犬の体、足など触ってあげて筋肉の状態を見て体重を管理してあげることが大切です。なお、脂肪1s減少させるためには、約7000kcalの消費が必要です。

★★★犬の満腹感

 もちろん犬にも満腹感はあります。満腹感は、人間も同じで満腹中枢が感じますのでタイムラグがあり、ゆっくり食べればある一定量で満腹感を得られます。しかし犬は、本来獲物を捕まえて食するといった肉食系の狩猟動物でした。しかし、毎日その獲物を捕らえることができるとは限らないで、一回に沢山、そして肉を引き千切ったりしながらですのである一定時間必要でした。このため犬の満腹感はどうも鈍いようです。そして、今は人間と暮らし毎日食事をしますが、ドッグフードでも手作り食でも簡単に早く食べてしまうので、食事の時間内にはどうも満腹感は得られていないようです。だからと言って、与えすぎはすぐに体重が増加し肥満の原因です。どうしても愛犬の目に負けて何回も与えたいと感じている人は、必要量を小分けにして少し時間をあけ与えると良いのではないでしょうか。くれぐれも体重管理をお忘れなく。

★★★ホリスティック

 ホリスティック(Holistic)とは、ギリシャ語の「Holos」を語源とし、「全体」「関連」「つながり」「バランス」などと訳されています。ホリスティック医学では、身体だけでなく、目に見えない心や霊性を含めた”Body-Mind-Spirit”のつながりや「環境」まで含めた全体的な視点で健康を考えます。(日本ホリスティック医学協会より)

visitor

来訪者数

ページランク-ナビ

「犬の健康を考える やんちゃな愛犬ウエスティ 食事で病気を予防」を読んでくれてありがとうございます。皆さんの愛犬が皮膚病などの病気に罹らず健康で過ごされることを願ってます。また本サイトがきっかけで、医食同源、ホリスティック、整腸そしてプロバイオティクスなどの意味を少しでも理解され、飼い主も愛犬も毎日の積み重ねによる健康維持が大切であることを実感できれば幸いです。

このWebサイトについてのご意見、ご感想は メールでお送りください。