1.ジパングファン、マニアとは何か?
色々な方がいらっしゃるのは私も存じています。
その中でも私は『バスそのもの全体』が好きなので買いました。
時々声をかけられますが、
「シャンデリア・エンブレム売ってください」
私としては、こういった話は好きではありません。
なぜならばシャンデリア・エンブレム単体では本来の価値が無いからです。
全てが組み合わさっているからこそ価値があると考えています。よって、解体
待ちの車体ならともかく、現役で自家用登録で稼働状態にある私に対して
この発言は失礼です。
さらに大半の方が知らない事実を申し上げます。
車体はもちろん、私の所有物ですが……、
「エンブレム」は「ジパング(株)」の所有物です。
これは一体どういうことなのか?
皆様は首を傾げるかと思います。実は『売買契約書』の書面記述の中に
秘密が隠されています
|
「特約条項」
甲(私のことです)は、本契約書に記載された車輛を名義変更又は登録
する際に、元ZIPANG・JJ株式会社と識別できる社名、ロゴマークを
除去し、乙に返還するものとする。
(漢字句読点を含む、原文のまま)
|
私はこの契約に基づき、車体ロゴ「ZIPANG」を除去、同デザインで
「AKIBA」に変更、更にエンブレム左右の撤去を実施。それらの進行状況
は随時、ジパング(株)に報告、そしてエンブレム1枚は2006年4月9日
に直接ジパングへ貸切バス等の別件で訪問した際に返還しています。
契約に基づき、行動しておりますが、何故か「ジパングの名誉に傷つけた!」
「なんて事をしているんだあの野郎!」という誠に残念な声を頂戴しています。
本家ジパングが本当に嫌がっていたなら、私には売らなかったでしょう。
私が使う目的は買う前からジパングは知っており、そしてその目的のイベント
にジパング・ダイムラー45号貸切バスを配車していました。
それでもまだ言い続けるのであれば、バス世界の現実を見た方が良いと思います。
自己中心的なエゴは程々にお願いします……。
2.貴方はバスファン?ジパング信者?それとも……?
先に触れた、「特約条項」についてです。
誰でも、ありのままの姿で持ち続けることが嬉しくあり、そして所有する誇り
だと思います。その為に大金を払って買い、故障にもめげずに維持する努力を
するのですから……。
ここまではバスファン、ジパング信者どちらも同じです。なぜならば、理想を
書いただけに過ぎませんから。
現実はいかがでしょうか?条項では何と書かれていましたか?
それを『了承・捺印』して買う側の私の気持ちは理解していますか?
私は口約束で「剥がれないようでしたら、そのままでも良いですよ」と言わ
れていましたが、書面を優先し「拒否」して剥がしました。口約束はその担当が
退社してしまったら効果が無くなります。
そして、後になってトラブルなど発生した際は口約束ではなく『売買契約書』
を盾に示談などを行われることが一般的な会社のやり方です。
また、そうではなくて、私が『ZIPANG』のままで重大事故を起こしたと
しましょう。走る限り事故に遭う確率は0でありません。
そのバスを知る人は「木無血のバスが事故を起こした」と語られるでしょう。
しかし、世の中ではテレビにその悲惨な光景が映ったときどのように捉えられる
のか?「ジパングが事故を起こした」と解釈するでしょう。このとき、ジパング
の名誉を傷付ける行為に達すると思います。それも「ファンの裏切り」という形で。
これが「AKIBA」だったらジパングではありません。「似ているバス」で
終わってしまいます。
今一度問います。
どちらが正しい選択肢ですか?
このようなことが無いように、一般的に、バスを個人の方が所有する際は、
最大原則として「社名・ロゴ」の除去は「あたりまえ」なのです。
ジパングバスの場合、それが寛大な配慮で曖昧になっていますが、他の有名な
会社ではどうでしょうか?
たとえばJRバスが大好きで、そこから中古車を買って、ありのままの姿で
所有することが出来るでしょうか?
または、適当なバスを買ってきて、JRバスの塗装とロゴを掲げて「別の車体で
作った趣味のバスだもん」の主張は通じるでしょうか?
たぶん、JRなどでしたら法的手段で損害賠償など求められるでしょうね……。
ジパングファンの方には申し訳ないのですけども、私としてはジパングブランド
に酔っている方が多過ぎのように思います。トラックでジパング風にするのは許さ
れても、本物の現物をそのままで所有するのはワケが違います。
そのような方々には、現実を知り、目を覚ましていただきたく存じ上げます。
最近、アートトラックの間でもバスブームが起きていますが、トラックとバスは
全くの別モノなのです。混同しないようお願いします。
なお、最後に……。上記の私の主張は、自分のプレステージ[16-36]に対して
です。他の旧大阪中央観光バス、旧ジパングバス所有の方には範囲は及びません。
また、現在は未整備ですが、他の方では滅多に知られないジパングバス所有の
日々を綴ったコンテンツを充実させていきますので、知られざるプレステージ後期
型の秘密に乞うご期待下さい!(修理と改修の連続ですけど……)