20171228

宇都宮市長

 佐藤 栄一 様

 

 

 

 

 

2018年度

市政運営にあたっての

重点要望書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本共産党宇都宮市議員団

団 長 荒川恒男

幹事長 福田久美子



 

 

 

はじめに

 

日本共産党宇都宮市議員団は、市政アンケート・市民団体との懇談・実態調査で寄せられた多くの市民の声を結集する取り組みをすすめてきました。2018年度市政運営にあたっての重点要望がここに6分野53項目にまとまりましたので提出いたします。

さて、この22日に安倍政権は2018年度予算案を決定しました。

安倍第2次政権後、当初予算案の編成は6度目ですが、軍事費の異様な突出ぶりと国民の暮らしを支える社会保障費を容赦なく抑え込む姿勢はいよいよ際立っています。毎年増額を続けてきた軍事費は51911億円とまたも過去最大を更新する一方、社会保障費の「自然増」は今回も大幅にカットしました。大企業向けの新たな減税措置も露骨です。

軍事栄え・生活しぼむ・大企業に忖度・庶民に格差が2018年度国家予算の特徴です。

こうした時であればこそ地方自治体の果たす役割はますます重大です。

市民は佐藤市政において、こうした国の悪政から市民のくらしを守る防波堤としての役割を果たすことを願っています。

本市の中核市第3位の豊かな財政力を地方自治の原点に立った「市民のくらしと福祉を守る」ことに徹した市政運営を求めます。

なお、今回の重点要望に含まれなかった項目については、随時市長及び所管部に提出いたしますので取り計らいを宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.   医療も介護も安心のうつのみやへ

(1)国民健康保険の広域化移行を機に国保税の引き下げをはかること。国保税減免・一部負担金減免制度の適切な運用をはかること。

(2)介護保険料・利用料の低所得者減免制度を設けること。

(3)特別養護老人ホームを増設し待機者をなくすこと。

(4)総合事業を実施する上で、介護認定を優先し必要な介護サービスを保障すること。

(5)認知症の早期対策を急ぐこと。

(6)市民の立場に立った地域包括ケアシステムをすすめること。

・第2層協議会コーディネーターの人材育成・強化・推進をはかること。市が直接雇用することを基本にすること。

・地域担当保健師を増員すること。

(7)地域包括支援センターの体制・財政支援を強化すること。

(8)健診内容と体制の充実など保健事業を抜本的に強化すること。

 

2.   子育ても魅力あるうつのみやへ

(1)市として児童相談所の設置をすすめること。

(2)高校生まで医療費窓口無料化をすすめること。

(3)学校給食費無料化をめざし、まずは多子世帯について減免制度を設けること。

(4)少人数学級をすすめ、どの子ものびのび学べる学校にすること。

(5)インクルーシブ教育の体制強化をすすめること。

(6)学童保育の指導員確保・質の確保について、具体的対策をすすめること。

(7)就学援助の所得基準を(現行最低生活費の1.3倍)1.5倍に引き上げること。

(8)日中一時支援事業を親のニーズに基づいて強化・充実をはかること。

(9)新生児聴覚スクリーニング検査への助成をはかること。

   (10)待機児童対策は、認可保育所の増設を基本にすすめ、年度途中でも希望する保育所に入れるようにすること。

   (11)市南部地域への病児保育所の設置を急ぐこと。

   (12)市北西部に図書館を建設すること。

 

3.   商・工・農業を守り、地域経済の土台を築く

(1)住宅リフォーム助成事業(住宅改修補助制度)の補助額を20万円までアップすること。20万円までは複数回を可能とし、手続きの簡素化をはかること。

(2)店舗リフォーム助成事業を実施すること。

(3)小規模工事等契約希望者登録制度による発注件数増に全課を上げて取り組むこと。また、受け皿である契約希望者登録制度加入業者の増加をめざすこと。

(4)公契約条例の制定で中小業者とそこに働く人の営業と生活を守ること。

(5)中小商工業・地域商店街支援のために市中小企業振興条例をつくること。また、地域商店街の空室・空店舗などを活用してまちなか寄合・休憩所の設置をすすめること。

(6)農業王国うつのみやにふさわしい、日本一の新規農業者支援制度を確立すること。空家対策と連動し宇都宮移住促進策をすすめること。

 

4.   市民の交通権の確保をめざす公共交通網の確立を

(1)地域内交通は生活交通の観点から抜本的な改編を行い全市民が利用しやすい公共交通網を確立すること(運営主体・地域・利用者制限・財源対策など)

(2)バス基本料金圏内に市の主導でバスロケーションシステムを構築すること。

(3)観光地・大谷公園前に屋根付きバス停を設置すること。

(4)宇都宮市主導による市民ニーズに合わせたバス路線網を確立すること。

(5)幹線バスの本数を増やし、定時性・速達性を確保すること。

(6)東武江曽島駅・西川田駅・JR鶴田駅にエレベーターを設置すること。

(7)まちなかおでかけ定期券事業の導入

 

5.   大型公共事業・土木・建設事業計画の見直しをはかること

(1)LRT建設計画は住民合意を重視し、工事着工前に住民投票を実施 し過半数以上の信任を得ること。

(2)JR宇都宮駅東口開発は、現整備計画案を白紙に戻すこと。森と緑と花と水と防災をコンセプトに再検討をはかること。

(3)JR宇都宮駅西口開発は駅利用者に便利でコンパクトなユニバーサルデザインでの整備をすすめること。LRTの駅横断構想は廃止すること。

(4)高次な都市機能集約の名のもとで、狭い土地に超高層マンション等を主体とした再開発事業に巨額の税金投入はやめること。それよりも、都市回帰を促す住宅政策、土地利用対策を講じること。

(5)高規格道路・高架橋建設計画を圧縮し、防災・雨水・河川改修・歩道・自動車道・道路補修などの生活密着型財源を確保すること。

(6)住民合意の得られていない大谷スマートインターは見直しをはかること。

 

 

6.   安心・安全すみよいうつのみやを

(1)市営住宅家賃減免制度を見える化し、市民税非課税世帯・均等割世帯をカバーすること。

(2)宝木市営住宅の改築を急ぐこと。その際地域の特性を生かし、戸数増・高齢者用ケア付き住宅・身障者用住宅などを確保・整備すること。

(3)隣地の県営住宅空室問題解決を県に働きかけ、同時進行で整備すること。

(4)高齢者・若者・独身者が入居できる空きアパートを市営住宅として借り上げ、小規模市営住宅を街中に整備すること。その際、高齢者等の住宅確保を支援する制度を導入すること。

(5)節水型都市づくりに本気でとりくむこと。合わせて事業所における雨水の貯水活用を広げること。 

(6)湯西川ダム取水権の縮小・井戸水源の整備で水源構成のバランスを確立すること。

(7)下水道料金の基本使用料単位を水道基本使用料に合わせ、高齢者・単身者などの料金引き下げを行うこと。

(8)消防職員は充足率を100%まで引き上げること。

(9)各地区防災訓練の充実・予算増額をはかること。

   (10)市民の平和と安全・快適なくらしに反する宇都宮自衛隊2基地の オリエント・シールド使用阻止、オスプレイの飛来絶対阻止、自衛隊ヘリ騒音の軽減に真剣にとりくむこと。市街地上の夜間・休日・編隊飛行・低空飛行はやめさせること。

    11)本市から最も近く、最も古い東海原発は廃炉を求めること。その実現まで事故を想定した防災備品の備蓄及び訓練を行うこと。

   (12)自転車の町うつのみやにふさわしい自転車道の整備を急ぐこと。定着したジャパンカップの運営は民間活力にまかせ、市助成金は自転車道整備に回すこと。

   (13)市街地開発組合解散に伴う財政調整基金の本市への帰属分は、LRTではなく市民全体の享受できる事業・施策に振り向けること。

   (14)市議会海外行政視察は中止を求めること。

    



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