Cバスについて


初代のPC98から付いている、PC98標準の機能拡張バスで、いわゆるローカルバスになると考えられます。ここには、増設メモリ、SCSI、音源ボード、グラフィックアクセラレータなど、いろいろなボードがインストール可能です。電気的には、バス幅16ビット、バスクロック10MHz、データ転送速度は約10MB/秒となっており、その形状はずっと同じで、15cmx17cm。デスクトップ機の場合、水平方向にバスに挿入されます。ボードを挿入するスロットは多い機種で6個、最も少ない機種で2個で、筐体のサイズにより異なっています。スロットが足りなくて、困る場合が有ったようで、一つのボードに、サブボードを取り付けることまで行われていました。電気的な仕様は何度か変更されているようで、形状が同じでも、使えないボードがあるようです。Cバスを搭載したPC98は1997年くらいまでは、生産されていましたが、その後PC98は、DOS/Vと同じになってしまい、いまでは、Cバスは忘れられた存在となってしまいました。秋葉原などへ行くと、Cバスボードが、ほとんどゴミのように扱われいるので、今のうちにほしいボードを確保しておくといいと思います。

 PC98用の拡張カードは、全てCバス用かというと、そうではなく、Pentium100MHz以上の、一部のPC98では、PCIバスがあり、PCIスロットが1個、ないし3個ついています。グラフィックアクセラレータなどでは、Cバスでは速度が不十分で、DOS/Vで使用される、より高速なPCIバスが、併用されるようになったわけです。私の以前使用していた、9821st15では、PCIバスにDOS/Vでは定評のある、MatroxのMilleniumが挿してありました。このボードはNECの特注品のようで、DOS/Vでは使えませんでした。
 PCIバスの他に、9821AP、ASなどには、SCSI専用の、拡張スロットが付いています。このスロット用の拡張カードは、あまり見受けませんが、NEC純正の他に、ロジテックなどから製品が出ていました。
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