栃木県山岳遭難事故報告
栃木県防災ヘリ「おおるり」

*みなさまの山行の自己チェックの参考資料になれば幸いです


2010
発生日 山域 構成 区分 結果 内容
12月28日 那須 単独 停滞 死亡

28日午前7時ごろ会社員男性(33)の父親(66)=埼玉県=から「那須岳などに登山に出掛けた息子から下山の連絡がない」と那須塩原署に
届け出があった。那須山岳遭難救助隊、県警、福島県などが捜索し、同日午後1時5分ごろ、福島県西郷村、旭岳南側坊主沼付近で男性を
発見したが、間もなく死亡が確認された。死因は凍死だった。
同署によると、男性は22日、那須町湯本から1人で那須岳に入山。朝日岳から
福島県西郷村の甲子山、大白森山を経て二岐温泉まで行き24日に下山する予定だった。25日夜と26日朝の2回、勤務先に「予定が遅れて
下山できません。休ませてください」と携帯メールが入った後、連絡が取れなくなった。福島県防災ヘリがテントを発見し、テント内の男性を
病院に搬送したが、死亡が確認された。

10月29日 那須
茶臼岳
2人 転落 ヘリ救助

29日午後0時25分ごろ、茶臼岳山頂付近のがれ場で男性が救助を求めていると、登山客から救助要請を受けた那須山岳救助隊が119番
した。消防や警察が出動し、約1時間後に遭難者を発見、午後3時50分ごろに救助し、福島県の消防防災ヘリで病院に収容されたが、全身
を強く打って重体となっている。
 那須塩原署によると、けがをしたのは和歌山市の無職男性(65)。同日午前9時ごろ、峠の茶屋駐車場から
妻と2人で登山を始め、山頂へ向かった。午前11時30分ごろ、山頂付近で男性の姿が見当たらないことに妻が気付いたものの、火口の写
真を撮影しているものと思っていたという。
現場は茶臼岳の北側斜面のがれ場で、噴煙を噴き上げている場所だったため、慎重に救助作
業が行われた。

10月24日 日光市
狸原山
単独 道迷い 救助
下山

24日午後8時半ごろ、日光市五十里の狸原山を登山中の那須塩原市、男子大学生(23)から、道に迷ったと110番があった。今市署員や
藤原消防署員約20人が25日午前7時から捜索し、同日午前8時すぎに発見し、無事下山した。
同署によると、男子学生は24日午前10時
ごろから登り始め、狸原山西側山中で道に迷った。

10月18日 那須
茶臼岳
3人 転倒 ヘリ救助

18日午後2時10分ごろ、那須町の茶臼岳を下山中の福島県白河市の自営業女性(71)が転倒、頭などを打ち、福島県の防災へりで病院に
運ばれた。女性は頭部打撲のほか、手足を骨折しているとみられる。
那須塩原署の調べによると、女性は同日午前11時ごろ、夫(67)と
次男(39)の3人で入山した。

10月11日 日光
鶏頂山
3人 道迷い ヘリ救助

11日午後2時20分ごろ、日光市川治温泉高原の鶏頂山を下山途中の男性(66)ら3人が道に迷ったと110番した。今市署によると、3人は
同市の男性と妻(66)、孫の男児(5)で、同5時25分ごろ県警ヘリが発見し救助した。3人ともけがはない。

10月7日 日光市川俣 5人 滑落 死亡

7日午後1時ごろ、日光市川俣の山林で仲間5人と登山に訪れていた水戸市無職男性(68)が下山中に滑落したと藤原消防署に通報があった。
警察や消防で山林内を捜索したところ、午後3時30分ごろ、男性が頭を負傷して倒れているのを発見、死亡が確認された。
今市署の調べによると、
男性らは6日に入山し、テントで一泊。7日午前11時ごろ、下山途中に男性が滑落した。

9月12日 日光 単独 道迷い ヘリ救助

12日午前4時40分ごろ、日光市の前白根山で登山中の東京都目黒区、会社員男性(39)から「道が分からなくなった」と一一〇番があった。
県警ヘリコプターが出動し、同日午前8時25分ごろ、前白根山の南方約1・5キロメートルの同市中宮祠の庵滝付近で男性を救助した。

日光署の調べによると、男性は11日午前10時ごろ、1人で湯元方面から白根山方面へ向かった。

9月5日 日光 7人 落石 ヘリ救助 5日午前11時10分ごろ、日光市中宮祠の赤岩滝で、ロッククライミングをしていた茨城県小美玉市、会社員男性(31)が、落石に遭い頭にけがをした。
同行していた山岳会のメンバーが別の登山者に通報を依頼、男性は防災ヘリに救助され、同市内の病院に運ばれた。
8月27日 那須
茶臼岳
3人

4人
転倒 ヘリ救助

27日午前11時40分ごろ、那須町茶臼岳山頂付近で登山客が転倒し負傷したと、「那須ロープウェイ」山頂駅の職員が119番した。午後1時5分ごろ、
県防災ヘリが千葉県柏市の中学2年男子生徒(14)を救助、病院に搬送した。男子生徒は腹を強く打つなどして、約1カ月のけが。さらにこの事故の
救助対応中だった消防のレスキュー隊員が、別の男性の遭難事故を確認し、救助搬送した。
 那須塩原署によると、男子生徒は同日午前、父と妹
の3人で茶臼岳に登り、山頂駅付近で2人と別れ、1人で下山している途中に転倒したとみられる。
男性は長野県東御市の看護士(50)で、右足の骨を折り、約2カ月の重傷。同日午前、妻、長女、長男とロープウエーで山頂駅に向かい、茶臼岳
山頂を目指し、下山途中で転倒、負傷したという。

8月17日 那須塩原
小佐飛山
単独 道迷い ヘリ救助

17日正午ごろ、那須塩原市の小佐飛山に1人で登山中の茨城県日立市、会社員男性(52)が下山途中に道に迷い、男性の同僚が消防に救助を
求めた。県警ヘリ1機と那須塩原署員と同市消防本部職員らが捜索に入り、同日午後2時40分ごろ、県警ヘリが山頂付近で男性を発見し救助した。
男性にけがはなかった。
同署によると、男性は同日午前に山に登り、下山中に笹やぶで迷ったとみられる。

5月13日 日光市
薬師岳
18人
事故時
単独
クマ 怪我

13日午後2時5分ごろ、日光市細尾町と足尾町の境付近の薬師岳頂上近くで、埼玉県所沢市東所沢1丁目、保険代理業の男性(78)が
クマに右太ももをかまれ、10日間のけがをした。
日光署の調べによると、男性はハイキンググループ18人で細尾峠から薬師岳に向かったが、
頂上手前で登山をやめ、ほかの女性2人と引き返した。女性2人は先に行き、襲われた時は1人で写真撮影をしていた。
一緒にいた子グマ
2頭も襲ってきたが、男性がけったところ、3頭とも茂みの中に逃げ去ったという。男性は歩ける状態で、自ら携帯電話で119番した。

5月3日 日光
赤薙奥社
2人 滑落 ヘリ救助

3日午前10時4分ごろ、東京都練馬区の無職男性(58)とその妻の会社員女性(58)が日光市の赤薙山登山道(通称・赤薙奥社付近)で滑落して
救助を求めていると通報があった。2人とも左足首を骨折し、県防災ヘリで病院に搬送された。
日光署によると、2人は霧降高原スキー場から入
山して女峰山を目指していたが2日午後6時半ごろ、女性が登山道の石につまづいて滑落、救助しようとした男性も滑落した。2人は滑落場所で
一晩を過ごし、3日朝に登山道に戻って野営。通りがかりの登山者に救助を依頼し、この登山者が110番した。

4月25日 日光
奥白根山
2人 滑落 ヘリ救助

25日午前9時35分ごろ、福島県白河市の女性(53)が奥日光白根山山頂付近で滑落したと通報があった。女性は腰を打ち、県防災ヘリで病院に
搬送された。
日光署によると、女性は夫とともに弥陀ケ池付近から頂上を目指していたが、頂上手前で約100メートル滑落した。通りかかった別の
パーティーの1人が通報した。

4月7日 佐野市
丸岩岳
2人 道迷い ヘリ救助

佐野署は8日、佐野市作原町の丸岩岳(1127メートル)で遭難した同市内の32歳と24歳の男性を、同山頂の東約800メートル地点で救助した。
2人にけがはない。
2人は7日に日帰り登山をする予定だったが、夜になっても帰宅しないと32歳男性の家族から同日、佐野署に通報があった。
同署は2人が下山中に道に迷い遭難したとみて県警ヘリコプターの出動を要請し、8日午前7時から、捜索を行っていた。

4月4日 日光市
女峰山
単独 滑落 保護

4日午後4時25分ごろ、東京都府中市の自営業男性(48)が「長男から女峰山近くで滑落し、道に戻れなくなったと連絡があった」と県警に届け出た。
日光署によると、遭難したのは東京都墨田区、大学生の男性(21)。同日午後4時10分ごろ、長男から「女峰山近くで、霧が濃く足場も悪いため、
引き返そうとしたら滑り落ち、道に戻れなくなった。周りは雪で足元の状態が悪く動けない」とメールで連絡があり、父親が県警本部に電話で届け出た。


5日午後1時ごろ、同山山頂の東方約600メートル付近で救助隊に発見保護された。けがはなく、徒歩で下山している。
日光署員、県警機動隊員、山岳救助隊員が救助に向かっていた。

2月20日 宇都宮市
古賀志山
2人 滑落 ヘリ救助 20日午前11時40分ごろ、宇都宮市古賀志町の古賀志山山頂付近で埼玉県鷲宮町、会社員男性(49)が約10メートル滑落し、顔にけがをした。
宇都宮中央署の調べによると、男性は友人と2人で、ロッククライミングを行う場所まで歩いて向かっていたという。男性は県の防災ヘリで救出され、
病院に運ばれた。
2009
12月21日 那須
茶臼岳
単独 道迷い 自力下山

21日午後0時半ごろ、大田原市の会社員男性(48)の妻(49)から「日帰りで茶臼岳に行くと出かけた夫が帰宅しない」と那須塩原署に届け出があった。
同署の調べによると、桜井さんは20日午前6時ごろ出発。男性の車は、那須町湯本の那須高原道路沿いの展望台駐車場で見つかった。那須山岳救助隊と
同署員13人が午後3時から約2時間半、強風が吹く悪天候の中、同駐車場付近から茶臼岳登山道を捜索したが発見できなかった。
その後行方が分からなくなっていた男性が22日自力で下山し正午ごろ、那須町湯本の北温泉旅館で無事が確認された。
男性は沢で2泊したといい、手足の指に軽い凍傷を負っている。
那須塩原署によると同日午後0時10分ごろ男性の妻から「『北温泉にいる』と電話があった」と
連絡があり警察官が北温泉で男性を確認した。
中の大倉尾根付近で道に迷い、沢で2泊して、同日になって自力で下山したという。

10月18日 佐野市 単独 道迷い ヘリ救助

18日午後6時35分ごろ、宇都宮市、会社員男性(60)の妻(55)から「夫が佐野市の氷室山から宝生山にかけてハイキングに出かけ、帰ってこない」と110番
があった。佐野署などが19日早朝から捜索したところ、同日午後、宝生山山頂から東へ約500メートルの尾根で無事発見された。男性にけがはなかった。

同署によると、男性は18日午前8時ごろ、車で自宅を出発。午後5時ごろまでに帰宅する予定だったが戻らず、同署員が午後8時40分ごろ、氷室山に通じる
林道で、男性の車を見つけた。
同署などは19日午前7時から54人体制で捜索、午後2時半ごろ、県警ヘリ「なんたい」が男性を発見、収容した。

10月11日 日光市
足尾
3人 転落 死亡 11日午後5時ごろ日光市足尾町、無職男性(63)の妻に依頼された知人から、男性がキノコ採りに行ったががけから転落したらしいと119番があった。
男性は宇都宮市内の病院に運ばれたが死亡した。
日光署の調べによると、男性は同日午後2時ごろ友人2人と同市足尾町神子内の山林に入り、途中から
1人で別コースを選んで山頂を目指した。待ち合わせの予定時間を過ぎても山頂に姿を見せなかったため、友人が下山しながら捜したところ、途中のがけ
から約20メートル下の沢で倒れている男性を見つけ彼の妻に連絡した。
8月27日 日光市
丸山
3人 転倒 骨折
ヘリ救助

27日午後0時半ごろ、日光市所野の霧降高原リフト事業所の職員から「丸山で足をけがした女性がいる」と消防に通報があり、防災ヘリが出動、
女性を救助した。
日光署の調べによると、女性は神奈川県鎌倉市の無職女性(68)で、友人2人と午前10時20分ごろから、登山を開始。
頂上に到着した後、下山中の正午ごろ、ぬかるみで足を滑らせて転倒し、負傷した。友人がリフト事業所に通報を依頼したという。女性は左足
太ももを骨折したとみられ、日光市内の病院で治療している。

8月21日 那須塩原 2人 滑落 怪我

那須塩原市中塩原の山林に21日午前、キノコ採りに入ったまま、行方が分からなくなっていた大田原市の土木作業員男性(61)は、22日午前7時50分ごろ、
同所の民家近くの路上で発見された。腕と足に軽いけがを負っており、病院に運ばれた。
那須塩原署の調べによると、男性は友人男性と2人で山林に入り
30分後、沢に滑落。友人は1時間後に車に戻ったが、連絡が取れなくなっていた。男性は暗くなるまで、沢を約2キロ下り、夜は休んでいた。22日午前5時半
ごろ、再び沢を下り、同所の農業男性方付近の路上までたどり着き、路上で座っているところを、農家の家族が発見したという。

8月15日 日光市
上三依
2人 道迷い 死亡

15日午後1時50分ごろ、日光市の山にキノコ採りのために入った那須町在住の自営業男性(57)の行方が分からなくなったと、同行していた友人が三依
駐在所に届け出た。今市署によると、男性は友人とともに同日午前9時ごろ、日光市上三依の山に入山。午前11時ごろ、山頂付近で友人と離れ、その後、
行方が分からなくなったという。午後4時ごろから警察や消防に加え、県警ヘリと防災ヘリが付近を捜索したが、発見できず。16日午前7時から再び捜索
することにしている。

16日午前7時から再捜索を行い、午前11時20分ごろ、上三依塩原温泉口駅南西600メートル付近の山中で遺体で発見、県警ヘリで収容された。

8月14日 日光市
足尾
単独 クマ 怪我
全治2週間

14日午前10時50分ごろ、日光市足尾町の山林で、キノコ採りに来た同市、会社員男性(58)が、クマに襲われ、頭や胸などに約2週間のけがを負った。
日光署の調べによると、男性は同市足尾の国道122号から徒歩で15分ほどの山林に1人で入り、「ガサッ」という音に気付き振り向いたところ、ツキノワグマと
みられるクマに襲われた。

日光署の調べによると、男性は同所の国道122号から徒歩で15分ほどの山林に1人で入り、ツキノワグマとみられるクマに襲われた。頭や胸をつめで引き裂
かれて国道に近い工場まで逃げ、工場にいた業者が119番した。クマは山に逃げたという。
男性は通報者に対し「ガサッという音に気付き振り向いたところ、
木の上にいたクマが襲ってきた」と話しているという。

8月5日 日光市
中三依
単独 道迷い 自力下山 5日午後4時15分ごろ、日光市中三依の日向倉山にキノコ採りに来た鹿沼市、団体職員男性(67)から「道に迷った」と110番があった。県警ヘリが出動し
たが発見できず、6日朝から捜索する。  今市署の調べによると、男性は5日未明に車で自宅を出て午前中に入山、途中で道に迷い携帯電話で通報した。
けがはなく「携行食、飲料水や小型懐中電灯を持っており、野営する」と話しているという。
6日午前8時ごろ、同山中で今市署員に発見された。けがなどはなく、自力で下山しているという。同署の調べによると、男性は5日未明に車で自宅を出て
午前中に入山、途中で道に迷い携帯電話で通報した。同日に続きこの日も午前7時から警察、消防などが捜索していた。
7月22日 日光
白根山
単独 道迷い 救助

栃木、群馬県境の日光白根山(2578)に写真を撮りに出掛けた埼玉県無職男性(61)が戻らないと、親族から栃木県警に届けがあり、日光署は遭難した
可能性もあるとみて23日、捜索を始めた。
同署によると男性は1人で20日午前8時ごろに自宅を出発、21日の夜に帰宅する予定だった。
長男が22日夜、県警に届けた。
男性は日光白根山の登山は初めてだった。3日分程度の食料を持っているが携帯電話はつながらない状態。

23日、
日光署は山中で男性を発見、救助した。けがはない。同署によると同日午前10時半ごろ白根山東部の山中で発見した。「迷って帰れなくなった」と
話しているという。

5月17日 日光
金精山
単独 滑落 怪我
救助

 17日午後5時5分ごろ、日光市湯元の金精山を下山中だったドイツ人男性から「けがをしている人がいる」と、119番があった。捜索の結果、
同八時ごろ、群馬県境付近の山中で横浜市、派遣社員男性(62)を発見、救出した。男性は頭にけが。
日光署の調べによると、男性は湯元スキー場から
白根山を経て下山中で、斜度30度程度の雪の斜面を約60メートル滑落したという。

5月14日 足尾
袈裟丸山
2人 道迷い 救助

14日に日光市と群馬県境にある「袈裟丸山」で行方が分からなくなっていた群馬県伊勢崎市、無職男性(66)は、15日午前9時ごろ、県警ヘリに救助された。
男性にけがはなかった。
日光署によると、同市足尾町餅ケ瀬の林道にいる男性を県警ヘリが上空から見つけたという。男性は14日午前、ツツジを見るため
に知人と同山に入ったが、下山途中の午後4時ごろ、知人とはぐれた。知人は14日夕、男性がいなくなったことに気づき、日光署に届け出た。
男性は知人らとはぐれた後、夜になったため、動かずに救助を待っていたという。
同署と日光消防署員などが15日午前7時半から、25人で山林内を捜索し
ていた。

5月12日 日光市
月山
4人 道迷い 救助

日光市の月山付近の山に入り行方不明となっていた埼玉県川口市の無職男性(74)は13日午前9時15分ごろ、同市小百で通行者に発見された。
けがはないという。
今市署によると、男性は12日午前9時ごろ、妻と友人夫婦と四人でヤシオツツジを見に来たが、同日午後1時ごろ行方不明となり、
妻が110番したという。
同日午後4時ごろから今市署員が付近を捜索したが発見できず、13日午前6時から同署員、消防署員、消防団員計55人
体制で月山周辺を捜索していた。

3月21日 那須茶臼岳 単独 滑落 死亡 栃木県那須町の茶臼岳の登山道で、男性が死亡しているのが見つかった。男性は登山中に遭難したものと見られる。死亡したのは、
茨城県神栖市の会社員男性(46)。
男性は21日午前10時すぎ、登山服にリュックサックを背負ったままの姿で、茶臼岳の中腹の登山道から40メートルほど下の斜面で
遺体で見った。警察によると、男性は17日に勤務先の会社から「連絡が取れない」として捜索願いが出されていたという。
会社の同僚が捜していましたが、20日、茶臼岳付近の駐車場で男性の乗用車を見つけ、警察に「茶臼岳で遭難した可能性がある」と
通報、警察が21日朝から捜索していた。
1月5日 那須茶臼岳 単独 滑落 死亡 5日午前11時15分頃、栃木県那須町の茶臼岳・峰の茶屋付近の斜面で、東京都福生市加美平、会社員男性(53)が死亡しているのを、
捜索していた登山仲間が見つけた。
那須塩原署の発表によると、2日正午頃、家族に「(峰の茶屋の北西にある)三斗小屋温泉に行く」と言って1人で自宅を出たが戻らず、
4日夕、家族が栃木県警に捜索願を出していた。男性は登山道から約100メートル下の凍った雪の斜面で発見され、同署では滑落したとみている。
男性は三斗小屋温泉に勤務していた経験があると言う。
1月4日 那須
三本槍岳
2人 道迷い 自力下山 4日午後5時40分ごろ、那須町大島のマウントジーンズスキー場から「三本槍岳に登山に入った二人から、道に迷ったという連絡があった」と
110番があった。二人は都内の大学教員男性(63)と妻(58)で、下山途中悪天候で道に迷ったらしい。同日午後8時、携帯での連絡で二人の
無事は確認。5日早朝那須塩原署員と山岳救助隊員12人の捜索で三本槍岳(1917メートル)の頂上付近で発見された。
2人にけがはなく、自力で下山した。 2人は4日午前8時すぎ、同町町大島のマウントジーンズスキー場から入山したが、悪天候で道に迷い、
下山できなくなっていた。食料とテントは持っていたという。
2008
発生日 山域 構成 区分 結果 内容
11月3日 佐野市
石尊山
2人 行方不明 自力下山 栃木県佐野市飛駒町にある石尊山で男性が行方不明。二人連れで登山に訪れて山頂を目指したが、一人が途中で断念し連れの友人は
そのまま山頂を目指したという。山頂からの下山後に駐車場で友人を待ったが現れず3日夕方に届け出をしたと言う。その後自力下山し
友人宅に戻っていたことが4日午前1時過ぎに確認された。

10月30日 鹿沼市
川化山
単独 下山
遅延
怪我

30日午後8時10分ごろ埼玉県久喜市学校事務員(61)の妻が「夫が鹿沼市に登山に行ったまま戻らない」と、埼玉県警を通して鹿沼署に届け出た。
 同署の調べによると、男性は同日、「一人で登山に行く」と言い、東武日光線で板荷駅から同駅西方にある川化山に向かった。夕方になっても
家族に連絡がないため、妻が届け出た。鹿沼署と地元消防団は31日早朝から、現場付近の捜索活動を行い、午前11時50分ごろ、捜索中の警察官
により川化山とかまど倉山の間の尾根で無事発見された
男性は左足首を負傷して歩けない状態だが、意識ははっきりしているという。

10月17日 足尾
皇海山
4人 死亡

栃木、群馬県境の皇海山(すかいさん、2144メートル)で13日から行方不明になっていた男性は、捜索していた群馬県警谷川岳警備隊が
日光市足尾町の同山東側斜面で遺体で発見し、17日朝、栃木県警がヘリで遺体を収容した。日光署の調べによると、男性は埼玉県桶川市
南2丁目の会社員(72)。
友人3人と13日午前8時から登山を開始。山頂手前約500メートル付近で休憩し、3人が頂上に行って戻るのを1人で
待っていたが、友人らが午前11時半ごろ下山すると姿が見えなくなっていた。

9月26日 日光市
鬼怒沼
単独 道迷い 救助

 さいたま市の女性(55歳)が鬼怒沼へ向かったきり行方不明。女性は同日正午ごろ、日光市川俣の奥鬼怒温泉の旅館に到着。フロントに荷物を預け、
「鬼怒沼へ行く」と言って、歩いて旅館を出た。夕方になっても戻らないため、旅館従業員が鬼怒沼まで登って探したが見つからず、女性の夫に連絡した。
女性は三年ほど前から山歩きを始め、毎週のように一人で出掛けていたという。女性が出発したころ旅館周辺は小雨が降っていた。
女性の携帯電話はつながらないという。27日午前6時から同署と藤原消防署が42人態勢で捜索。県警ヘリも捜索に向かったが悪天候で引き返した。
鬼怒沼周辺はこの秋初めての雪やみぞれとなり、午後3時半ごろ捜索を打ち切った。45人態勢で毎日午前7時から捜索は続けられ
2日正午すぎ、
日光市沢ノ滝付近の山中で6日ぶりに無事発見された。
一食分の食事と、クッキー、チョコレートを持って出たが、いずれも初日に食べてしまった。
昼間歩いて夜はじっとしていたといい、家族によると、お湯五百ミリリットルを入れた水筒も無くし、その後水は飲んでいないという。
 発見現場は日光沢
温泉前にある高さ約三十メートルの急斜面の中腹。

9月17日 那須
茶臼岳
グループ
保育園園児
20人引率5人
下山
遅延

 17日午後4時20分ごろ、那須町湯本の那須ロープウェイ駐車場で、前橋市の保育園児20人が引率者5人と山に入ったまま戻っていないことが分かり、
「遭難では」と那須山岳救助隊員らが備える騒ぎになった。
5,6歳児の保育園児と女性園長らは、午後2時半ごろ片道切符でロープウエーに乗車、山頂や
峰の茶屋跡を経由するコースを歩いたらしい。

この日は運行終了後の午後4時半からロープウエーで救助訓練が行われ、参加した山岳救助隊や消防、警察関係者らが訓練後も待機。宿泊先からも
「5時に着くはずがまだ来ない」と連絡が入り、下山客から情報を集めるなど対応に追われた。

 引率者と雨がっぱ姿の園児らは午後6時すぎ無事下山したが、日は既に落ち、霧が出て雨も降り始めていた。引率した女性園長は「那須や群馬の山に何度も
登っていて平気」と話したが、那須交番所長から説諭を受けた。山岳救助隊や消防、警察関係者は「無事戻って良かった」と胸をなで下ろす一方、「小さな子ども
を連れて無謀だ」「大人単独でも考えられない登山だ」と憤っていた。

9月14日 鹿沼市
三峰山
グループ
29人
滑落 死亡

14日午前11時半ごろ、鹿沼市下永野の三峰山で、横浜市都筑区の女性(59)が約200メートル滑落した。仲間が119番し、約2時間後に
県防災ヘリが収容したが、意識不明の重体。
鹿沼署の調べによると、女性が落ちたのは「奥の院」と呼ばれる岩場付近で、道幅は50センチぐらい。
横浜市の中高年山岳愛好会のメンバー29人と訪れ、列の真ん中を歩いていたという。収容先病院で死亡。

9月6日 那須
朝日岳
単独 転倒 脱臼
 6日午前9時45分ごろ、那須町の朝日岳(1896メートル)から三本槍岳(1917メートル)を目指し登山していた埼玉県南埼玉郡宮代町、男性団体職員(63)が、
朝日岳から熊見曾根方面へ約三百メートル行った急斜面で
滑って転倒、「右膝をけがをした」と、那須塩原署などに救助要請をした。
同署や消防、山岳パトロール隊が救助に向かい、同日午後一時ごろ同所で右膝を脱臼していた男性を発見し県防災ヘリで救助、病院へ搬送した。
8月22日 日光市
湯西川
単独 滑落 死亡 22日午後11時半ごろ、キノコ採りに行った男性が戻ってこないと家族が鹿沼署に届け出た。男性は頻繁に日光市の山に入っていたことから、今市署が23日
早朝から捜索し、日光市湯西川の林道で男性の車を発見した。行方が分からなくなったのは、鹿沼市茂呂、無職男性(76)。22日午前6時ごろ、「キノコ採りに
行く」と言って出かけ、夜になっても帰宅しないことから家族が届け出た。今市署と藤原消防署は、男性の車の発見場所と重点として捜索を行っている。
今市署などの捜索で23日午後0時20分ごろ、日光市湯西川の山林で死亡した状態で発見された。全身を強く打ち硬直した状態で発見され、死因は転落による
頸部損傷という。今市署と藤原消防署は、男性の車を発見した同所を重点に44人体制で捜索、同所の持丸山(1365.5メートル)の急斜面で滑落している男性を
発見した。
8月20日 鹿沼市
大芦
単独 滑落 死亡

二十日午後七時五十五分ごろ、鹿沼市下沢、無職男性(77)が山で遭難した恐れがあると、近所に住む次女(51)が鹿沼署に届け出た。同署の調べによると、
次女が同日午後七時過ぎに訪問したところ、二日分の新聞がたまっており、星野さんが身内に「お盆が明けたらチタケ取りに行く」と話していたため申告した。
同日午後十時ごろ、同市草久の林道で男性の車のみを発見した。同署などの捜索の結果、二十一日午前八時五分、鹿沼市草久の日光沢で遺体で発見された。

8月20日 日光市
三依
3人 道迷い

20日午後2時ごろ、キノコ採りに山に入った男性が戻ってこないと今市署三依駐在所のインターホンから届け出があった。1時半後に山の中で歩いている男性を
無事発見した。男性にけがはなかった。
今市署の調べによると、行方が分からなくなっているのは小山市の農業男性(78)で、同日午前10時30分ごろ、小山市内の
知人ら3人とキノコ採りのため日光市上三依の山へ入ったが、正午の集合時間になっても待ち合わせ場所に戻ってこないことから届け出た。
今市署や藤原消防署員で捜索にあたったところ、一緒にキノコ採りに来た知人が歩いている男性を発見した。男性は「山に迷って北のほうに行ってしまった」と話している。

8月17日 日光市
三依
2人 滑落 怪我

17日午前6時30分ごろ、日光市中三依の入山沢でキノコ採りのため山に入った宇都宮市の女性(72)が足を滑らせて、斜面を150メートル滑落し、後頭部を強く
打つなどのけがをした。県防災ヘリで病院に収容される予定。今市署の調べによると、女性はキノコ採り仲間の男性と2人でチタケ採りのため入山。
三依中学校から北西に約3キロ入った入山沢で滑落事故にあったという。

8月16日 日光市
三依
単独 滑落 怪我

日光市芹沢でチタケ採りに来たとみられる鹿沼市の自営業男性(68)の行方が分からなくなっていた遭難事故で、今市署などは17日午前7時27分ごろ、同所の
がけで腰を下ろしてた男性を無事発見した。男性は腰を打撲しており、衰弱が激しいという。
同署などによると、男性は16日午前6時ごろ、自宅を出て入山したと
みられる。同日夕、男性の乗用車が置いたままになっているのを同所の自治会長(59)が発見し通報。同署と藤原消防署が17日午前6時50分から捜索していた。

8月11日 佐野市
根本山
2人 滑落 死亡

11日午前9時30分ごろ、佐野市飛駒町の根本山で、群馬県桐生市相生町3丁目、調理師久保英子さん(47)が山道から滑落し、搬送先の病院で午後2時すぎ、
死亡した。佐野署の調べによると、久保さんは午前9時ごろ、登山仲間の男性(68)=同市=と2人で登山を開始。30分くらい上った根本沢にかかる不死熊橋付
近で
何かにつまづき、約40メートル崖下に滑落したという。男性は救助を求めるために下山し、群馬県警に110番。群馬県の防災ヘリが空から女性を救助し、同
市内の病院に収容した。

8月11日 日光市 単独 道迷い 怪我

今市署にキノコ採りに行ったまま帰宅しないと届出のあった日光市森友の男性(75)は11日午前9時ごろ、日光市佐下部地内で発見された。頭と左手にけがを
負っており、市内の病院に収容された。 男性は10日午前9時30分ごろ、家族に「ちちたけを採りに行く」とバイクで出かけたが、11日朝になっても戻らないことか
ら妻(65)が今市署に届け出たもの。今市署員17人、今市消防署員13人が捜索にあたっていた。

8月2日 日光市
明神ヶ岳
2人 滑落 打撲

2日午前6時ごろ、日光市湯西川の明神ケ岳で、キノコ採りに来ていた宇都宮市、会社員男性(57)が石につまずいて斜面を約10メートル滑落、男性は頭を打って
県防災ヘリで宇都宮市の病院に収容された。今市署の調べによると、男性は一緒にいた友人と下山し、友人が119番した。

8月1日 日光市 単独 滑落 死亡 1日午後7時頃、日光市細尾町の山林で76歳男性が死亡しているのが発見された。同日夕方家族から捜索願が出され日光署と周辺住民が捜索に当たっていた。
男性は「チタケを採りに行く」と家族に伝えて入山していたと言う。死因は
斜面から30mほど滑落したためと思われる。
6月7日 日光市
鳴虫山
3人 滑落 死亡 7日午後2時40分ごろ、日光市日光の鳴虫山(1104m)山頂付近で、東京都文京区、無職男性(75)が登山道を約5m滑落した。事故は山頂到着後、
下山中に山頂の西約1キロ地点で
つまずいて滑落した模様。意識不明となり、身動きが取れなくなっていたところを別のパーティーが見つけ、110番した。
同伴者らが人工呼吸を続ける一方、県防災ヘリが出動して搬送したが、約2時間後に死亡した。
5月27日
15:10頃
日光市
月山
単独 道迷い
転落
骨折
27日15時10分頃、日光市日蔭の月山で宇都宮市の女性が「登山中道に迷い怪我をした」と119通報。肩の骨を折るなどして県防災へりに救助された。
同日12時30分頃栗山ダム付近から山に入り山中で
道に迷う内に5mの落差から転落したと言う。
5月3日
13:20頃
那須塩原市
那須岳

(茶臼岳)
家族 転倒 骨折 那須町の那須岳の那須ロープウェイ山頂駅から北西約300mの登山道を歩いていた東京都墨田区の無職男性(72)が足を滑らせて転倒し、肋骨骨折などのけが
を負って県防災ヘリで病院に搬送された。那須塩原署の発表によると、男性は家族とともに登山に来ていたが、下山を始めた同日午後から
雨が降り始め、誤って
足を滑らせた
という。
4月20日
正午過ぎ

宇都宮市
古賀志山
2人 滑落 骨折 宇都宮市福岡町の古賀志山(582m)で20日正午すぎ、下山途中の栃木県壬生町の看護師の女性(55)が斜面を滑落、左足の骨を折る重傷を負った。
 県警宇都宮中央署の調べでは、女性は同日、知人男性(57)と登山に出かけ、同山北東側斜面で
足を滑らせ約10m下に滑落した。
2月11日
13:30頃
日光市
女峰山
2人 滑落 怪我 日光市の女峰山中腹にある雲竜渓谷で、東京都板橋区の男性公務員(55)がアイスクライミング中に転落し歩けなくなった。県防災ヘリが救出したが、左足首を骨折。
日光署の調べによると、男性は午前11時ごろ、友人と二人で同渓谷最奥の雲竜瀑から約700メートル手前の友不知(ともしらず)へ到着。氷壁でアイスクライミング
を行っている最中、約5メートル下に転落したという。
1月3日
19時頃
日光市
白根山
4人 道迷い 1人
凍死
3日午後7時ごろ、群馬、栃木県境の日光白根山(2577メートル)に4人のパーティーで登った横浜市泉区の派遣社員男性Bさん(29)から、「仲間の1人が体
調を崩し、下山できなくなった」と群馬県警沼田署に110番で救助要請があった。この男性と神奈川県藤沢市の会社員男性Cさん(31)、同県大和市の会社員
男性Dさん(30)は3日夜、自力で下山したが、群馬県警谷川岳警備隊員が4日朝から、行方不明になった横浜市泉区和泉町の会社員男性Aさん(31)の捜索
を開始。4日午前11時55分ごろ、群馬県警沼田署員が栃木県日光市の五色沼付近の雪の中で男性の遺体を発見。同日は悪天候で、遺体は5日に栃木県警
ヘリに収容された。
4人は幼なじみで、日光白根山の山頂で初日の出を見ようと入山。12月30日に車で栃木県内から国道120号を通って片品村東小川に入り、菅沼キャンプ場近
くから登山を始め、1月2日に下山する予定だった。しかし、
金精峠付近の道路は年末から冬季閉鎖中で、徒歩で片品村の登山口を目指した。入山は1日遅れの
31日で、登頂は1日午後。
猛吹雪で視界はほとんどなく、4人は道に迷った。五色沼付近に2日午前1時ごろ着いた時、死亡したAさんが「気分が悪い」と訴えた。
雪洞を掘って4人で入ったが、同4時ごろ、Aさんの意識がなくなり、ほかの3人は助けを求めようと下山を開始。3日午前11時ごろ、五色沼と登山口の中間地点
に到着した。当初は3人で下山していたが、途中でCさんが体調が悪くなり、グループから離れた。さらにそこからは、
歩くペースがバラバラになり、Bさんは同日午
後7時ごろ、金精峠トンネルに着き、トンネル内の非常電話から110番通報。Dさんは同9時55分ごろ、日光市湯元の山荘に助けを求めた。一番後ろを歩いたCさ
んは、同10時半ごろ、登山口に下山し、除雪車両に救出された。3人は、いずれも手足に軽い凍傷を負った。白根山方面には1日に大雪・雪崩注意報が発令され
ていた。登山中、死亡したAさんは先頭で雪をかき分けながら進んでいたという。遺体は仲間と一時ビバークした雪洞の中であおむけに倒れ、Aさん名義の運転免
許証を所持していた。付近の積雪量は1〜2メートルで体の上にもやや雪が積もっていたという(遺体周辺に雪洞は確認できなかったとする報道も)。死因は凍死。
現場周辺は標高2170メートルで、1〜2メートルの積雪があった。 Aさんの登山歴は約10年で、他の3人は5〜1年だという。