プリアモスの一族


最後のトロイア王であるプリアモスには正妻へカベの産んだ嫡出の他にもたくさんの子供達がおり50人の息子と50人の娘がいたと伝えられています。その全ての名前を明らかすには大変難しいですがこちらではできる限り彼の子供たちの名前を挙げていきたいと思います。

息子

備考

アイサコス

母親:アリスベー
事実上の嫡男だったがプリアモスはアリスベーと離縁してヘカベを正妻とした。
パリスの誕生のときにヘカベの夢を占いトロイア滅亡を予言したとも言われる。
その後へスペリアに恋をし毒蛇にかまれて死亡した彼女の後を追い海に身を投げ、それを憐れんだテティスに海鳥に変えられた。

ヘクトル

母親:ヘカベ
イリオス勢の総大将
詳しくはキャストのトロイア勢(英雄)参照

パリス

母親:ヘカベ
戦争を引き起こす原因となった王子
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。
詳しくはキャストのトロイア勢(英雄)参照

デーイポボス

母親:ヘカベ
ヘクトル・パリス亡き後のイリオス勢の総大将
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。
詳しくはキャストのトロイア勢(英雄)参照

ヘレノス

母親:ヘカベ
予言の力を持つ
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。
詳しくはキャストのトロイア勢(英雄)参照

トロイロス

母親:ヘカベ
彼が20歳まで生きれば永遠にトロイアは落城しないという予言があったがそれ以前にスカイアイ門の近くの泉にてアキレウスに殺された。また一説にはアキレウスが彼に恋をしたが一向になびかないので突き殺されたという説もあり。トロイロスの甲冑はアキレウスの葬送競技の際、テティスよりテウクロスに渡された。
ホメロス以降の文学小説ではブリセイダ若しくはクリセイダ(クレシダ)との恋物語が描かれている。

ポリュドロス

母親:ラオトエ(ホメロス)若しくはヘカベ(ギリシア悲劇:ヘカベ)
プリアモスの末子で歳が若いゆえ戦場に出ることを許されてはいなかったが駿足ゆえに慢心しパトロクロスの復讐に燃えるアキレウスの手によって殺される。それを目撃したヘクトルがアキレウスに立ち向かおうとするがアポロンがそれをさらっていった。彼の銀の胴鎧は奪われアキレウスの葬送競技の際、テティスがアガメムノンへと与えた。
別伝1:「ギリシア悲劇:ヘカベ」ではトロイア落城を危惧したプリアモスが莫大な財宝と共に彼をケルソネーソスの王ポリュメーストールに預けていたが財宝に目がくらんだ王に殺される。
別伝2:「アエネイス」ではトラキアに上陸したアイネイアスがポリュドロスの墓に生えている木を折ろうとしたところ、その気が自分はポリュドロスを殺した槍から生えてきたと声を発したので、この地に町を建設しようとしたアイネイアスはそれを思いとどまった。
別伝3:ポリュメーストールの手によって大アイアースに人質にされた彼と引き換えにヘレネの返還をトロイア側に求めたが、拒絶されたので城壁の前で石打の刑に処せられ殺された。

パムモーン

母親:ヘカベ
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。

ポリーテース

母親:ヘカベ
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。
大音声にて名を馳せている。

アンティポス

母親:ヘカベ
別腹の兄弟であるイソスと共にアガメムノンに討ち取られる。2人は同じ戦車に乗りアンティポスが戦い手、イソスがその御者を務めていた。2人は以前イーデー山で羊を飼っているところをアキレウスに捕らえられ柳の枝で縛り上げられたが身代と引き換えに解放されていた。

ヒッポノオス

母親:ヘカベ

メラニッポス

プリアモスの庶子

ゴルギュティオーン

母親:カスティアネイラ
容姿端麗な王子、テウクロスがヘクトルを狙って放った流れ矢に当たり戦死した。

ピライモーン

プリアモスの庶子

ヒッポトオス

プリアモスの庶子
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。

グラウコス

プリアモスの庶子

アガトーン

プリアモスの庶子
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。

ケルシダマース

プリアモスの庶子

エウアゴラース

プリアモスの庶子

ヒッポダマース

プリアモスの庶子

メーストール

プリアモスの庶子
イーデー山でアキレウスに殺される

アータース

プリアモスの庶子

ドリュクロス

プリアモスの庶子

リュカオン

母親:ラオトエー(ペダソスの領主アルテスの娘)
野無花果の果樹園でアキレウスに捕らわれレムノス島にて牛100頭の価値がある銀の混酒器と引き換えにパトロクロスの手によってイアソンの息子に売られた。その後インブロス島のエエティオンが莫大な代価を払って彼を解放しアリスベの町に住んでいたが、そこを抜け出した彼はイリオスへと舞い戻った。そして帰国後12日目にスカマンドロス河で猛り狂ったアキレウスに出会い、命乞いも空しく丸腰のまま虐殺された。ホメロスによるとポリュドロスとは同腹の兄弟。

ドリュオプス

プリアモスの庶子

ビアース

プリアモスの庶子

クロミオス

プリアモスの庶子

アステュゴノス

プリアモスの庶子

テレスタース

プリアモスの庶子

エウアンドロス

プリアモスの庶子

ケブリオネース

プリアモスの庶子
ヘクトルの御者を務めている際にパトロクロスに討ち取られる。

ミュリオス

プリアモスの庶子

アルケマコス

プリアモスの庶子

ラーオドコス

プリアモスの庶子

エケプローン

プリアモスの庶子

イードメネウス

プリアモスの庶子

ヒュペリーオーン

プリアモスの庶子

アスカニオス

プリアモスの庶子

デーモコオーン

プリアモスの庶子

アレートス

プリアモスの庶子

デーイオピテース

プリアモスの庶子

クロニオス

プリアモスの庶子

エケムモーン

プリアモスの庶子

ヒュペイロコス

プリアモスの庶子

アイゲオーネウス

プリアモスの庶子

リューシトオス

プリアモスの庶子

ポリュメドーン

プリアモスの庶子

ディーオス

プリアモスの庶子
ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。

アクシーオーン

プリアモスの庶子

イソス

プリアモスの庶子
別腹の兄弟であるイソスと共にアガメムノンに討ち取られる。2人は同じ戦車に乗りアンティポスが戦い手、イソスがその御者を務めていた。2人は以前イーデー山で羊を飼っているところをアキレウスに捕らえられ柳の枝で縛り上げられたが身代と引き換えに解放されていた。

アンティポノス

ヘクトルの亡骸を引き取りに行こうと決意するプリアモスに叱咤され荷馬車の用意をする9人の息子達の内の一人。

備考

クレウサ

母親:ヘカベ
ダルダノイの将アイネイアスの妻
トロイア落城の際に脱出するアイネイアスらとはぐれ命を落とす、詳しくはウェルギリウスのアイネイアスに描かれている。
またトロイア落城の際他の王女達と共にアカイア勢に捕らわれたとする説もある。

ラオディケー

母親:ヘカベ
プリアモスの顧問役であるアンテノールの息子ヘリカオーンの妻
プリアモスの娘達の中で一番美しいとされ、トロイア落城の際裂けた大地に飲み込まれた、若しくは塔から身を投げたと言われる。
またホメロス以降の別伝ではヘレネ返還の使者としてトロイアを訪れていたアカマース(テセウスの息子)と恋に落ちムーニートスを産み落としたとされている。

ポリュクセネー

母親:ヘカベ
プリアモスの末娘、トロイア落城の際アキレウスへの褒章として彼の墓前にささげられたという。
詳しくはキャストのトロイア勢(その他)参照

カッサンドラ

母親:ヘカベ
予言の力を持つトロイアの王女
詳しくはキャストのトロイア勢(その他)参照

イーリオネー

プリアモスの長女という説がありポリュドロスを預けられたケルソネーソスの王ポリュメーストールの妻とされる。それによると彼女はポリュドロスと実子であるデーイピュロスの名前を取り替えて他の人間に信じ込ませた。その後アカイア勢からそそのかされたポリュメーストールは我が子をポリュドロスだと思い殺してしまう、その後本物のポリュドロスはポリュメーストールの目を潰し彼を殺した。

メドゥーサ

プリアモスの庶子

メーデシカステー

プリアモスの庶子
夫はメントルの息子でインブリオスだが彼はテウクロスによって討ち取られた。

リューシマケー

プリアモスの庶子

アリストデーメー

プリアモスの庶子

以上の参考文献はアポロドーロス、ギリシア・ローマ神話辞典、イリアスなどですが、息子の数50人超しちゃいました^^;誰か重複しているのか!?しかし娘においては10人も満たしてはおりませんでしたorzもし何かでまた見つけることがあれば追加いたします。それにしてもポリュドロスの伝承の多さにビックリした^^;




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