アンドレ動物病院のAHT(動物看護師)として、スタッフに仲間入りしてから、早 一年が経ちました。

私が動物看護師を将来就く仕事の一つとして考え始めたのは、中学2年の時のアンドレ動物病院での
職場体験 (宮っこチャレンジ) がきっかけでした。

小学生のころ、ずっと一緒に過ごしてきた おじいさんワンコとの別れや、
その後新しく我が家に迎えた仔犬を たった一週間で亡くしてしまったことで 
動物の病気について 興味を持ち始めました。

その仔犬は私が名前をつけて、これから可愛がり、仲良くなろう  
という時にみるみる具合が悪くなり、
すぐに近くの動物病院に行きましたが、治療の甲斐なく 逝ってしまいました。
(このときは アンドレではない動物病院に通っていました)

原因は パルボウイルス感染症。
仔犬での致死率が大変高い伝染病でした。

先生には 「 おそらく お家に来る前から ウイルスに感染していたのかも・・・ 」 と言われました。

「私に もっと知識があれば 何かしてあげられたかも・・・ もしかして、生き延びられたかも・・・」
もちろん 小学生の私は無力であったと思いますが、 とにかく 悲しくて、悔しくて・・・

これらのことから、漠然と 「 獣医さんになりたいなあ・・ 」   と思っていました。

そんな私には 職場体験で出会った当時のアンドレ動物病院のスタッフの皆さんが本当に輝いてみえました。

直接、仕事を目の当たりにし、いろいろな話を聞かせていただいたことは
中学生の私にとって、 すごい刺激になり
気づいたら 高校卒業後の進路を 動物看護師専門学校にしていました。

そして、きっかけをいただいた アンドレ動物病院で働くことが 私の目標となり、
専門学校に入ってからの学外実習も 迷わずアンドレ動物病院を希望し、
自分なりに実習も学校の勉強も 精一杯取り組みました。

そんな願いが通じたのか 昨年 念願の夢を叶えることができました。

昨年私が勤め始めてからも 何人もの中学生が 「宮っこチャレンジ」で アンドレ動物病院を希望して
実習に来てくれています。

「 動物に関わる仕事に就きたい 」 という夢を持って参加する中学生たちに
出会えることをとても嬉しく思います。
「 中学生だったあの時感じたものを 今度は私が伝えたい! 」 という妙な使命感から
ひそかに変な 緊張感を持って 接していることは内緒ですが・・・・・笑

私は今、面白い院長、優しい副院長、素晴らしい先輩、同僚スタッフの皆さん、ガーコ、うめ、ジョニーと
患者さんのかわいい動物たちに囲まれて、
憧れの動物看護師として働けることを本当に幸せだと感じています。

そして今夢をもっている子たちに将来私のような幸せを感じてもらえたらなあ
という思いがあり、それとともに私自身、同じ職業を目指したい
と思ってもらえるような看護師にならなくては!  と思っております。

ほとんどの動物は人間よりも短い一生を過ごします。
その子の 「幸せ」は飼い主さん次第。
是非、たくさんの愛情を持って接してほしいです。
私はそんな「幸せ」の 健康面で 皆さんのお手伝いができればいいな と思っております。

私も、いつも私に元気をくれる愛犬モモとリリが 「幸せ」に過ごせるように
彼女たちを大切にしていきたいです。
(待合室でお会いするかもしれませんが、その時は仲良くしてください・・笑)







AHT(動物看護師)として

安納 遥香  2009年4月 (2008年4月入社)